2016-01-21から1日間の記事一覧

語源を考える〜『ナナカマド』

Wikipediaのナナカマドの項目にはこんな記述がある。 語源 「ナナカマド」という和名は、“大変燃えにくく、7度竃(かまど)に入れても燃えない”ということから付けられたという説が広く流布している。その他に、“7度焼くと良質の炭になる”という説や、食器に…

語源を考える〜『つたなし(つたない)』

『拙し(口語:拙い)』の語源について、日本語源大辞典(前田富祺監修、2005年、小学館)にはこうある。 《つたな-い》 【拙い】 能力や品格など、物事が劣っているさまについて広く用いる。✦(初出)西大寺本金光明最勝王経平安初期点 830頃 [語源説] ❶…

語源を考える〜『ぐれる』

「悪の道に入る」の意味の『ぐれる』の語源について「暮らしのことば語源辞典」(山口佳紀編、1998年、講談社)には、こう書かれている。 《ぐれる》 不良になる。悪の道に入る。 語源は、グレハマのグレに活用語尾をつけて動詞化したものという。グレハマは…